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株主・投資家の皆さまへ

ご挨拶

代表取締役社長 吉永隆法

株主・投資家の皆さまには、日頃より温かいご支援を賜り、心より厚く御礼申しあげます。
さて、第76期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の当社グループの業績につきまして、その概要をご報告申しあげます。

 第76期2023年度の当社グループの業績は、連結売上高は731億40百万円(前期比13.7%増)、経常利益は73億78百万円(同42.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は50億95百万円(同40.2%増)となり、売上・利益ともに第二次中期経営計画「Denyo2023」の目標を大きく上回ることができました。
 国内ならびに海外の事業環境は、インフラへの設備投資が旺盛で、加えてイベント関連向けの需要も堅調に推移いたしました。特に、海外の事業環境は、為替円安の影響もあり前期に続き北米向けをはじめアジアや中近東地域などへの出荷が増加いたしました。
 原材料価格の値上げや生産資材の品数不足などの影響もございましたが、生産工場の増産効果ならびにお客様に価格の改定をお願いした結果、原価率も改善することができました。

今期より3ヵ年の第三次中期経営計画「Denyo2026」がスタートいたします。初年度である2024年度は、引き続きインフラ投資、公共投資の継続や防災・減災対策などは堅調な推移が期待されますが、北米の需要につきましては、少し減速するものと予想しております。
 また、人件費や物流コストの上昇などもあり、利益面では若干の減益を見込んでおりますが、「Denyo2026」の計画達成に向けて、新技術を活用した製品開発に取り組むとともに、国内外のグループ会社全体で生産面の合理化を推進し、持続的な成長に向けて尽力してまいります。

株主・投資家の皆さまには、今後とも旧に倍するご指導ご鞭撻をお願い申しあげます。