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化学物質の管理・資源循環型社会の形成・水資源の保全・生物多様性の保全

化学物質の管理

当社はPRTR法*に基づき、PRTR対象化学物質の環境への排出量、廃棄物としての移動量を集計・公表し、適切な管理に努めています。

*特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律

取り組み

特定化学物質の状況

2021年度以降は、新塗装設備を導入したことにより、使用する塗料が溶剤から粉体へ変更したため、特定化学物質の取扱量が減少しております。

PRTR法対象物質の排出量・移動量と原単位の推移(国内)

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*原単位は連結売上高当たりのPRTR法対象物質排出量・移動量です。

 

 

資源循環型社会の形成

当社は、限りある資源を効率的に活用し、持続可能な形で循環させながら利用することで、環境に優しい社会の実現を目指した取り組みを強化してまいります。

取り組み

廃棄物排出量の削減

関係諸法令に従い適切に管理及び処理を行っております。 2023年度の生産高あたりの産業廃棄物量は8.1kg/百万円で、前年度比約0.1kg/百万円の増加となりました。不定期廃棄(一定量溜まったら廃棄)が増加したことによります。 今後、安定的に一定量以上の廃棄物を削減できるよう、引き続き取り組んでまいります。

産業廃棄物量と原単位(国内)

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*集計範囲は福井工場および滋賀分工場となります。

鉄製パレットの使用

製品などを輸送する際に使用する荷役台を木製パレットから鉄製パレットに変更しております。
不要になった木製パレットについては、木製パレットを使用している企業様に引き取っていただき、2023年度は木製パレット1,743枚を再利用していただきました。これにより、約30tの廃棄物を削減しております。

リサイクル活動

製造工程で発生した木くずは全て燃料として、汚泥・廃プラスチック・廃アルカリは1部がセメント原料としてリサイクルしております。
これにより、2023度は廃棄物約251t中53%にあたる約132tがリサイクルされ、新たな原料として生まれ変わりました。

 

 

水資源の保全

水は当社の事業活動において不可欠であり、また、当社の工場等が立地する地域社会においても大切な資源であることから、生態系や人々の生活に悪影響を及ぼすことのないよう、対策を推進しています。

取り組み

当社の事業活動における主な水の用途は、塗装ラインの前処理工程において地下水を利用しており、水質管理の徹底と水使用量削減に努め、今後も引き続き水利用に関する取り組みを推進してまいります。

水質管理の状況

各生産拠点においては毎月分析管理を実施し、河川へ排水をしています。
福井工場においては、排水処理した水を河川に放流する前に敷地内に設けた調整池(約180トン)に一度貯め、生物が棲息可能な状況が確保できているか水質監視を行い、万一、1次排水にて汚染水が流出してしまった場合にも、汚染水を直接河川に放流してしまうといったリスクを最小限に抑えております。

水使用量と原単位

福井工場では地下水の漏水対策として給水設備や配管設備の更新を実施し、水使用量の大幅な削減を実現しています。

2023年度の水使用量は57,155㎥で、前年度比28%減となりました。今後も引き続き、グループ全体での水資源使用量削減の活動を推進していきます。

水使用量と原単位

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*集計範囲はグループ会社のニシハツ㈱、P.T. Dein Prima Generatorを除いています。

 

 

生物多様性の保全

当社は、地球環境保全を経営における重要課題の一つとして認識しております。「基本理念」、「環境方針」に則り、企業活動が生態系と生物多様性に与える影響に配慮することで企業活動と環境の調和に努めております。
事業における環境負荷の低減活動を着実に推進するとともに、生物多様性保全に貢献する取り組みを今後も推進していきます。

取り組み

生物多様性保全の活動状況

  • 1.本社ビルの屋上緑化
  • 2.福井工場の水質監視