INTERVIEW 04
現場改善を通じて生み出す価値
Nさん 2013年入社/製造部/生産技術課/主任
Chapter 01
私は生産技術課に所属しており、生産性や安全性の向上を目指した設備導入や現場作業の改善に取り組んでいます。この部署では、生産現場の工程設計や設備導入、予防保全、安全性向上などを通じて、品質向上、コスト削減、納期短縮といったQCDの最適化を進めています。人や機械、材料、方法などの要素を分析し、関係部署と協議を重ねながら、現場の生産性を高めるために最適な提案をし、実行します。
私は主に設備導入や設備の安全性向上に取り組んでいます。現場作業者が生産を止めることなく、高品質な製品を安全に製作できる環境づくりに力を入れています。例えば、設備更新の際には現場作業の流れを徹底的に調査し、課題を洗い出した上で改善策を実行します。こうした取り組みを通じて、現場全体の生産効率を高めることが生産技術課の使命です。
Chapter 02
私の印象に大きく残っているのは、7年前に私が初めて導入したプレス機です。それまで使用されていた古いプレス機は、安全性が不十分で、金型の取り付けにも多くの時間を要していました。この状況を改善するため、新しいプレス機の導入を担当することになりました。このプロジェクトでは、現場の作業者に話を聞いたり、作業の流れを観察・分析したりしながら、半年ほどかけて計画を立案しました。初めての設備導入で苦労もありましたが、新しいプレス機の導入により、現場での課題が解消され、作業環境が大きく改善された瞬間は、今でも強く記憶に残っています。このように、現場の問題を解決し、より良い環境へと変わる瞬間は、この仕事で一番やりがいを感じる瞬間です。
Chapter 03
生産技術課では、CADを使った設備設計やクレーン、フォークリフトの操作技術など、幅広いスキルを身につけることができます。それに合わせて資格取得支援も充実しており、業務に関連する資格は取得費用を会社が全額負担してくれるため、スキルアップに向けた大きな後押しとなっています。私自身、資格取得支援を利用して、これまでに10種類ほどの資格を取得しており、業務の幅を広げることができました。
また、先輩や同僚に気軽に相談できる環境があるのも当社の魅力です。業務で困難に直面したときも、迅速に解決できる体制が整っています。こうした恵まれた環境のおかげで、10年以上安心してキャリアを積み重ねてきました。スキルを磨きながら長く働ける当社は、私にとってとても魅力的な職場です。