私は千葉県の市原市や銚子市などのエリアを主に担当し、各地区の顧客対応、販売計画の立案、販売促進に携わっています。地元の販売店や当社製品を購入してレンタルやリースを行っている会社を含めると、顧客数は100社以上に上り、それだけ多くの人たちとかかわっています。
入社9年目を迎え、千葉出張所では番頭、東京支店規模では古参になり、現在は自らの営業活動に加えて、後輩となる新入社員・中途社員の育成業務を担当しています。
コロナ禍によって対面での営業活動や商談の機会が減少していく中で、何かできることはないかと考え、首都圏の営業職中堅社員が中心となって、後輩育成を目的とした新たな取り組みを立ち上げ、昨年からスタートしました。
暗中模索しながら指導する難しさを感じていますが、後輩社員の意識や仕事の準備の仕方に徐々に変化が見られると、一定の効果が表れていることを実感します。これを継続していくことで、より実を結んでいくことになればと思っています。
入社2年目、とあるレンタル会社の社長さんに認められて、複数の製品を購入していただきました。これをきっかけに、3~4年目は親睦会に参加して幹事や運営補助を任されるようになり、他企業の社長さんにも私自身の存在を知ってもらうことができ、営業展開を拡大していきました。
一方で、通常の営業活動に加えて、災害発生によってお客様や地域の方々のニーズに向き合う中で、個人としての売り上げは最高記録を更新し、入社7年目で全国4位となって達成感を得ることができました。
また、8年目になって、後進育成のために社内で新たな取り組みを立ち上げ進行していることも、印象的な出来事の一つと捉えています。当社ならではの製品知識や営業方法を伝えていくことで、後輩社員の成長を実現すると同時に、指導する自分たちも成長していくことを目指しています。
当社の顧客は建設業界をはじめ、医療機関やテーマパークなどもあって広範多岐にわたり、訪問するたびに新たな発見があります。幅広い業界のお客様のニーズを一つひとつ深掘りし、営業活動を通じて人脈や見識を広げられること、強固な信頼関係を構築していけることに、大きなやりがいを感じています。
振り返ってみると、あまり深く考えずに就職活動を始めて何社か内定を得ましたが、自分の中で「このままでいいのだろうか?」という不安な思いがありました。そして、自分を見つめ直して就職活動を一度リセットしてみようと思っていた時に、デンヨーから会社説明会の招待状が届きました。
それを読んでいろいろと調べていくと、ニッチな業界であるけれど高いシェアを持つ安定した企業であることを知りました。また、父がメーカーに勤務していたことや、もともと音楽が好きでライブ会場で発電機が使われていることにも興味を抱き、選考にチャレンジしていくことを決意しました。
そして、選考を通じて社員の方々の温かく真面目な人柄が伝わってきて、内定をいただいて入社することを決心しました。
トップダウンではなく、現場から組織の変革を起こしていくことが当面の目標です。目まぐるしい速度で変化する時代に乗り遅れないように、戦力となって活躍できる若手社員を育成する構造を作り、他部門の社員も一丸となって、誰もが当事者意識と高いモチベーションを持って発展できる企業を目指していきたいと思います。
人々を取り巻く状況は刻一刻と変化しています。そのような中で、デンヨーが携わる業界も手がける製品も世の中に不可欠なもので、なくなることはありません。健全な財務体質を誇り、リーディングカンパニーとしての盤石な基盤は、働く上での魅力です。
当社は真面目でおとなしい雰囲気がある一方で、積極的にチャレンジしている人を応援してくれる土壌があります。また、失敗を経験しても次に活かしていくことができる、個人の成長を支える環境が整っています。
これから先の創立100年に向けて、柔軟に力強く、共に発展を目指していく新しい仲間を、私たちは大いに歓迎します。