



水素社会への取り組み
基本的な考え方
デンヨーは、地球環境問題を経営の重要課題の一つとして位置づけて積極的な取り組みを進めています。地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減や大気汚染防止のための手段の一つとして、燃料電池をはじめとする水素社会への取り組みが有効であると考えています。
燃料電池電源車

環境省のCO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の採択を受けてトヨタ自動車株式会社と共同でFC電源車を開発し、実証運転を通じて実用化に向けた取り組みを進めています。
<環境省リンク>
◆CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業
◆ミライアイズ(燃料電池電源車の事例紹介動画はこちら)
- <ニュースリリース>
<動画紹介>
イベントの出展実績
- 日付
- イベント名
- イベント内容
- 2021年3月19日
- 九大水素モーターショー
福岡県福岡市(九州大学 伊都キャンパス) -
九州大学にて「新型MIRAIの納車式」と同時開催された「九大水素モーターショー」に燃料電池電源車も出展し、地域の自治体や企業、学生や大学関係者の方々に対しPRを行いました。
イベントでは水素エネルギーを利用した様々な燃料電池車両が計9台展示されました。コロナ禍で実際の最先端技術に触れることができなかった学生の方々も、各車両の担当者から説明を受けながら実物を見学することができ、有意義な展示会になりました。
- 2020年12月19日
- 大林組V2B(Vehicle to Building)電源供給システム実証試験愛知県名古屋市
-
大林組名古屋支店では、災害発生時のBCP(事業継続計画)に対応するため非常用発電機の設置を行っていますが、電力復旧が長期化した場合には事業の継続ができなくなります。一般家庭では、非常時に電動車(FCVやPHEV)から電源供給を行う事例が増えてきておりますが、ビルへの電源供給は電源容量や系統連系の面で課題を抱えています。
今回の実証試験により、燃料電池電源車を使用することで、災害時のBCP拠点(最低限の照明、パソコン、空調設備等を使用する)として問題なく対応できることが確認できました。
- 2020年12月7~22日
- 実用化に向け進化したe-Paletteのオンライン発表会
東京都大田区(羽田イノベーションシティー) -
トヨタ自動車は、未来のモビリティサービスAutono-MaaS(トヨタによる自動運転車を利用したモビリティサービス)専用EV「e-Palette」の実用化に向け、サービス提供を支える運行管理システムを公開しました。
燃料電池電源車が運行管理センター(エアコン、監視モニター、パソコン)へ長期間(約12日間)にわたり電力供給を行うことで、イベントの成功に貢献させていただきました。
- 2020年10月24~25日
- The Creators
福岡県福岡市 -
福岡市では、「水素リーダー都市プロジェクト」として水素社会の実現を目指し、様々なチャレンジが行われています。
福岡市中部水処理センターで再生可能エネルギーである下水バイオガスから製造した水素を燃料電池電源車に充填し、市内の走行と給電に使用しました。燃料電池電源車の実証運転にもご協力いただき「The Creators」に電力給電をさせていただきました。